1月16日(土)ピアノ70分。プロに学ぶデザインセンス。

1時就寝、10時起床。
部屋の気温が20℃を超えて一気に暖かくなった。先日までの防寒具を着ていったら暑いぐらい。

ういままのサムネがいつもデザインセンス抜群で感心させられます。余計な装飾を付けずにシンプルなデザインで魅せるのは、実はセンスが必要で難しいことなのです。自分の人生の師匠である森博嗣氏のブログから一部引用させていただきます。

森博嗣「MORI LOG ACADEMY6」2007年1月7日(日)より。

どこの国にも「自分の仕事として無駄にアピールしなければならないデザイナ」がいるのだな、と微笑ましかった。日本にも沢山いる。気をつけていないと、彼らの「仕事の形跡残し」のために「余計な飾り」がなにかと付いてくる。ときにはなにもしないことがデザインだ、むしろ無いことがデザインだ、という処理を理解できる編集者が少ないことも原因の1つである。これは、デザイン分野だけの話ではない。仕事をしたことを示すためだけに無意味なものが頻繁に作られる。一言いっておこう。労力をかけたものが必ず良く見える、という目は節穴である。

自分も一応広告デザインの仕事をしているので、森先生のおっしゃることが良く分かるんだよね。初心者の頃は色々と試したくて、文字にフチを付けたり、派手な装飾をガンガン入れたくなっちゃうんです。それから数をこなしベテランになるにつれ、段々と無駄なデザインが削ぎ落されていく。バガボンドで言うところの、剣術を極めると無刀に行きつく感じに似ています。だからこそ、ういママのこのサムネの凄さが分かるのです。ちなみにこれだけ語っておきながら、自分はこのシンプルデザインが苦手で、ちっとも作れません。自分のデザインに自信がないので、装飾を増やして誤魔化したくなるんです。まだまだ道は遠い…。

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