5時就寝、12時起床。
全国的に天候が大荒れですね。昨日の回線工事の時はまだ晴れていたから良かったけど、もし今日だったら大変だったろうな。こういう時に雨避け男の本領発揮。まだ自分の人生は大丈夫でしょう。
Wintergatanのモノ作りで仕上がっていく過程を見るのが気持ちいい。昨日の回線工事の人達や、この内装工事をする人達って職人って感じがしてカッコイイ。こういう内装職人は日本が強いと思っていたけど、外国にも一流の職人はやっぱりいるんですね。特にこのMartin Molin氏は楽器演奏、設計製作から溶接、内装工事まで何でも自分で造っているのが凄すぎる。Wintergatanはスウェーデン出身だから、この工房もスウェーデンにあるのだろうか。周りも自然に囲まれてとてもいい環境で、自分のやりたいことをとことん追求出来るのは、クリエイターからすれば理想の環境でしょう。
自分も今ありがたいことに、パソコンに向かって制作に没頭できる環境にいます。自分の根本的な仕事の本質は「一人で作業に夢中になれる環境」であって、別にパソコンでなくてもいい。なので、整備工場でバイクや車を一日中いじったり、ピアノの調理師もやってみたいと思ったことがあります。以前1年だけ派遣工場に勤務したことがあって、そこでも1日中ひたすら部品を作り続ける毎日で、性に合っていると思いました。ただ、派遣工場は生産状況に左右されやすく、いきなり生産がストップして別のラインに異動になることが頻繁にあるのがネックでした。自分は同じ作業を延々とするのは全く苦じゃないのですが、覚えるスピードが遅いので、また一から覚え直すのが大変なのです。そんな経緯もあって、派遣で一つの技術を極めるのは厳しいと感じたので、現在のDTPデザインが出来る出版会社に就職して10年以上勤めています。
ですが、もう紙の出版業の時代は終わりに来ていて、これからは言うまでもなくウェブの時代です。プログラマーにも憧れるのですが、プログラムは英語で数学をするようなもので、今から手に職をつけるまでの技術を身に付けるには、年齢的にも時代に乗り遅れてしまった感があります。人生の残り時間を考えると、そこにエネルギーを使うよりは、自分の趣味であるピアノ、イラスト、ブログで細々と好きなことをやって生きていこうと決めました。
もし願いが叶うなら、お金よりも技術力が欲しい。手に職があればお金はいくらでも稼げるし、身一つでどこでも食べていけるから。
ちなみにこの動画で、Martin氏が自分の好きな映画アメリのテーマをピアノ演奏していたので、弾いてくれてありがとうと英語に翻訳してコメントしました。翻訳だと多分カタコトっぽくなるだろうけど、そんなの問題ありません。コミュニケーションは伝える気持ちが大事だと桐生ココ会長も言っていたし。なので、自分は外国の動画にも割とコメントしています。